おひなさま、みなさんのお宅にはいくつありますか?
女の子のお子さんが何人もいらっしゃるご家庭では、
雛人形は一組で一緒にお祝いしちゃうなんて方もいらっしゃるかもしれません。
7段飾りや8段飾りなんて立派なものならばなおさら。
娘の数だけ段飾りがあったら家が狭くなって仕方ありませんし、
出したり片付けたりもそれはそれは大変。
けれど、このあいだ赤ちゃんが初節句を迎える友人からこんな話を聞きました。
金襴屏風セット 梅-うめ-|信楽焼陶雛人形
もうすぐKちゃんの初節句、
実家のご両親から新しくKちゃんへお雛さまのプレゼントが届きました。
お姉ちゃんの時に買ってもらったのがあるからいいよって言ったら、
「身代わり雛だから一人ひとつよ」
と言われたそうです。
おひな様は本来子どもの健やかな成長を願い、
降りかかる災難を代わりに引き受けてくれる役目を持った身代わり人形だという
いわれがあるそうです。
身代わりとなって厄を受けるのがお雛様だから一人一つのお人形なんだよって。
厄除けなんて聞くと
「縁起でもないっ」
って気もしますけど、ご両親やおじいさまおばあさまから一人一人への愛情の証でもあるのでしょうね。
ひとりにひとつのおひなさま、いい話だなぁって思いました。
明山窯のお雛様はほとんどが親王飾りでコンパクト。
姉妹でひとつずつ飾っても大きなスペースをとりません。
同じように見えてもひとつずつ表情があります。
それぞれの個性に合ったお人形を選ばれてみてはいかがでしょうか。
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