明山窯ブログ

2014.10.10
工場レポート【乾燥室】

今回は窯場の真上、乾燥室からレポートです!

 

次々に並べてゆく様子。

次々に並べてゆく様子。

 

明山窯では窯焚きの熱を有効活用するため、生地の乾燥室を2階、窯場の真上に設けています。

(詳しくはこちら 環境への取り組み|信楽焼窯元・明山窯公式サイト

 

エレベータ

エレベータ

1階各成型場で出来た生地がここから上がってきて、

次のクスリ掛け工程へ進むものを下します。
DSC_4733-

片手に2、3本とって軽そうにひょいひょい並べています。決して軽くはないのですが。

(手が大きいって良いなぁ……。)

 

整列!

整列!

 

左、円筒形の管が煙突の途中部分。排気熱だって大事なエネルギーです。

 

奥の背のある角柱は傘立です。

肉厚で大きいですが、どれくらいで乾きますか?

「窯焚きの日程にもよるけど……、これから3、4日このままじっくり」

と、石野ケイタさん。

きちんと乾燥させなければ、焼いたときに割れたりヒビが入ったりしてしまいます。

明山の作る物の中で乾燥に最も時間がかかるのが傘立で、手前の花入れや灯りは2日ほどで良いそうです。

各工程のスケジュールが綿密に組まれて、日々陶器が生まれているのでした!

 

 

以上、乾燥室からレポートでした!

レポーターは陶芸をしたことのない素人・モリでした!