今回は窯場の真上、乾燥室からレポートです!
明山窯では窯焚きの熱を有効活用するため、生地の乾燥室を2階、窯場の真上に設けています。
(詳しくはこちら 環境への取り組み|信楽焼窯元・明山窯公式サイト)
1階各成型場で出来た生地がここから上がってきて、
次のクスリ掛け工程へ進むものを下します。
片手に2、3本とって軽そうにひょいひょい並べています。決して軽くはないのですが。
(手が大きいって良いなぁ……。)
左、円筒形の管が煙突の途中部分。排気熱だって大事なエネルギーです。
奥の背のある角柱は傘立です。
肉厚で大きいですが、どれくらいで乾きますか?
「窯焚きの日程にもよるけど……、これから3、4日このままじっくり」
と、石野ケイタさん。
きちんと乾燥させなければ、焼いたときに割れたりヒビが入ったりしてしまいます。
明山の作る物の中で乾燥に最も時間がかかるのが傘立で、手前の花入れや灯りは2日ほどで良いそうです。
各工程のスケジュールが綿密に組まれて、日々陶器が生まれているのでした!
以上、乾燥室からレポートでした!
レポーターは陶芸をしたことのない素人・モリでした!