今回は、毎日欠かせない土練りからレポートです!
粘土は、信楽の土屋さんからやってきます。
明山窯では日々沢山の焼物が生み出されていますので、扱う粘土も大量。それらは成形に入る前にすべて土練機(どれんき)で練ります。
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切り分けた土の塊を土練機へ押し込みます。
土練りをすることで、粘土の硬さを均一にし、土に含まれる空気を押し出し、粘土の状態を整えています。
これを怠ると、窯の中でヒビが入ったり割れてしまったり。大事な工程なのです。
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機械の中で練られた土がせり出します。
糸で素早く切り取ります。
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練られた粘土。
次々と積み上がっていきます。
これを二回繰り返すとのこと。
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次の動作に移りつつも、投入口から目を離さないトミエさん。
機械の扱いで気を付けていることはなんですか?
「この口(投入口)に手を入れないこと。とても気を付けている」
巻き込まれたら軽傷では済まないそうです……。
職人たちと一緒に、日々働いている様々な機械たち。
今日も 工場の隅々まで、それらの動く音が鳴り続いております。
以上、土練りからレポートでした!
レポーターは陶芸をしたことのない素人・モリでした!