夏の涼

かつての日本人たちの生活の知恵を、現代の夏のお部屋に取り入れる。
空調調節機器が無かった頃の日本では、涼しげな風鈴の音や麻などの風をよく通す素材で作られたのれんなどを使い、高温多湿な夏の季節を心地よく過ごすために色々な工夫をしてきました。そんな、様々な工夫で夏を過ごす先人の知恵を生かし明山窯では“見た目で涼を得る”陶の水槽を提案します。

陶器らしさを大切に
日本の侘び寂びを感じられる質感と色

水草の色が映えて涼しげに見える、日本の伝統色で作り上げたこだわり水槽。陶器とガラスが組み合わさった、今までにあまりなかったタイプのお洒落なインテリア水槽。日本の伝統色である「煤竹茶」と白百合を思わせる優しい白の「白釉」…どちらもアクセントに線の縁取りと小花の印花を施しました。釉薬の濃淡や緑の釉薬が表情を豊かに見せています。

陶器とガラスという
異素材の絶妙なハーモニー

デザイン性はもちろん機能性にもこだわった
職人の技が光ります
陶器とガラスという異素材を組み合わせて使う場合、素材間でひずみ等が生まれてしまいます。水漏れせず丈夫な容器にするために、それぞれの素材を特性を熟知した職人の技が活かされます。繊細に施された枠部分の装飾にも魂を込めて制作しています。