端午の節句

鯉のぼりを掲げ誕生を祝い、命を守る象徴として鎧兜を祀る。
5月5日 ――― 平安時代、菖蒲などの薬草を用いた厄除けの行事は、鎌倉時代には「菖蒲」=「尚武」ととらえ次第に男の子の誕生を祝う行事へと移り変わっていきました。今では男女平等社会を反映し、ひろく「こどもの日」として子どもの健やかな成長を願う国民の休日になっています。固い意思と強い心、そして内に秘めた日本人の優しい心を表現した重厚感のある兜で、お子さまの健やかな成長を願いましょう。

信楽焼きの陶器には
自然の力が詰まっています

現代の住居デザインにもなじむ
お子様の成長を見守る力強くも美しい兜
川を流れる水の力、焼き上げる炎の力、そして大地の力を含んだ粘土…。そんなたくさんの力に支えられ、情熱を持った子に育って欲しい。明山窯の兜にはそんな想いが込められています。繊細でシンプルなデザインは、どんなお部屋に置いてもすっきりなじみます。

土の柔らかさから
こだわり抜く

強くたくましい佇まいのために
隅々にまでこだわった造形美
兜のパーツのなかでも一番大切にしているのは「前立」や「ふきかえし」の部分。力強く、しなやかな美しさを表現しています。制作段階の土の柔らかさでも焼き上がりの強度に変化が出てきます。自然な曲線を意識して、土の良さが最高に発揮されるよう、想いを込めて制作しています。

一部撮影協力:尾崎正樹/モデルハウスもりいえ