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冬のしつらい

ぬくもりある表情のやきもので、冬を彩る。
様々な行事が催される冬。それらは、厳しい寒さを乗り越えるため、また、一年を締めくくり、新たな年を迎える準備をするため、長い年月の中で育まれてきました。日頃当たり前のようにある幸せに改めて目を向け、感謝の気持ちを伝える季節とも言えるかもしれません。イベントの演出、大切な人への贈物、頑張る自分へのご褒美、そして、春待つ日々をあたたかく重ねるために。冬支度に明山窯のやきものをお遣い下さい。

見る人、手に取る人の心もあたためる。

顔がほころぶことを願って。つられて笑顔になるような表情や、両手で包みたくなる姿かたち、心にあかりを灯す雰囲気を特に大事にしています。目に留め使う度にほっとしてほしい。贈物ならば、単なる物だけでなく贈り手のあたたかな心遣いも一緒に届けたい。願いを込めた品々が和みのひとときを作れたら、これ以上のことはありません。

やきものだからこその質感、色、形を

特性を踏まえて魅力を引き出す。土や釉薬は多くの種類から最適なものを最適な場所にそれぞれ用い、試行錯誤を重ねています。なかでも特別配合の「泥化粧」は、あたたかみや柔らかさ、優しい雰囲気を目指す中で生まれました。ざっくりとした土の風合いと刷毛目の個体差がそのまま作品の表情となり、つい触れたくなるようなぬくもりを持ちます。